超初心者向け 将棋の基礎

今まで書いたブログはそこそこ強くなりたい初心者向けの方に書いていた気でいたのですが、これは勝手に3級以上くらいをイメージしてしまっていたかもしれません。
最近、素敵な友人が将棋を始めてくれたのですが、そもそもとして全くの初心者だと駒の動かし方、将棋のゴールが見えないことを改めて気づきました。
ということで、超初心者向け記事をいくつか書いていこうと思っています。

まずは基礎から。
将棋のゴールって、なんだと思います?そうですね、相手の王を取る(詰ます)ことです。
初心者の方にありがちですが、不必要な駒を動かしてしまうことはなるべく避けていただきたいです。
(といっても、手に困ったら何を指すべきかの経験値がないので難しい。とても分かります…)
不必要な駒を動かすということは、相手に攻め、守りの猶予を上げてしまうこととなります。
ではどうするか。定石を覚えてください。
ブログの趣旨と違うじゃねーかよ!という意見もあるかと思いますが、最低限の定石は必ず必要なのです。
型を知らずに自分の世界は作れません。型破り(力戦)は基礎を経てできることであり、基礎がないまま型を破ろうとしてもそれは形無しとなります。
まずは棒銀だけでもいいので、序盤の形を覚えてください。棒銀だけでも成功と失敗、両方の経験が積めるはずです。

さて、将棋のゴールがわかったところで、次は相手にゴールさせないことを考えましょう。
相手から一直線にゴールに向かわせないために、王を守るのです。
先ほど棒銀だけでもいいから形を覚えようといいましたが、それだけではダメなのです。
攻め一辺倒で勝てるほど将棋は甘く…たまに甘いかも。
しかし、一直線のゴールと曲がりくねったゴールであれば後者のほうが大変なはず。
攻めは大事ですが、攻めきれないときに攻めるのは勇気ではありません。
弱みが見つからないなら、王を守りましょう。攻めが続かないのは当然です。将棋には序盤中盤終盤があるのです。
王を守る形を囲いといいます。有名なものといえば矢倉囲い、美濃囲い…あと穴熊とかも?
攻めの形はできた、次何しよう…王様囲おう。こんな考えになれば超初心者は脱却したも同然です。

まずは攻めの形、攻めが続く自信がなければ王様を囲うこと。これは覚えてください。